色々な奏法・アレンジ【ピアノ動画まとめ】


【編曲・即興演奏時に使える色々な奏法・アレンジ集】

編曲や即興演奏はとにかく自由です。特に、セッションでもなく自分一人で気ままに演奏する場合は正解もありません。とは言っても実際にピアノアレンジする場合、どのようなアレンジ方法があるのかを知らなければ演奏の幅は広がりませんよね。ここではアレンジの実例集としてネット上のピアノ動画を紹介します。

 

 

【左手独立

即興演奏での幅を広げていくには、左手独立をマスターしていかなければなりません。普通、耳コピや即興をする際は左手をコード弾き等の補助部分に当てますが、上級者になるためには両手で一つの曲を完成させる意識が必要です。

 

コード弾きや単純な伴奏とはちがい、左手 にもはっきりと独立したメロディ、リズムが現れるので両手で合わせる際の難易度は格段に上がります。練習方法としては、両手でゆっくり弾いてみて、「右手 がどの音のときに左手はどの音を出しているか」を理解しながら、徐々にスピードを上げていくのが良いかと思います。即興では難しいですが、一曲を集中して 練習すればできるようになりますので、少しずつ左手独立の感覚をつかみながら即興にも活かせるようになりましょう。

 

 

【アレンジ実例集】

動画で紹介しているようなアレンジを習得するにはかなりの練習を必要としますが、知っておくだけでも大きいので参考にしてください。

 

①左手メインメロディ、右手高音ピロピロ

左手でメインメロディを弾いて、右手で高音を演奏する方法です。ピロピロと称したのは、そのように聞こえるからです。低音でコードやベース音を押さえないので、音に厚みはなくなりますが、その分しっとりとした効果を出すことができます。右手はコードの構成音をアルペジオで弾くと良いです。

 

(1分37秒~左手メロディ右手高音)

 

(2分42秒~左手メロディ右手高音)

 

(左手メロディ右手高音で開始)

 

 

 

③右手メインメロディ+コード(右手2声)

右手1本でメインメロディとコードの構成音を別々のタイミングで弾きます。

 

(1分35秒~右手メロディ+コードアルペジオ)

 

(2分14秒~右手コードアルペジオ)

 

 

 

④右手左手で交互にメインメロディを弾く

どうすればできるんでしょうかね?笑。慣れるまでは楽譜に書き起こすなどして、どの指でどの音を弾いているか確認していくのが無難だと思います。

 

(1分55秒~両手メインメロディ交互)

 

(1分4秒~両手交互メインメロディ)

 

(1分15秒~右手メロディ+アルペジオ、1分30秒~両手メインメロディ交互)

 

⑤左手低音で右手のメインメロディラインを補強

右手のメロディに似た動きを左手で同時に行うことで、壮大さやアクセントを出すことができます。あくまでも、似た動きであってオクターブでそのままメロディをなぞる訳ではありません。長時間続けると単調になってしまいますので、ここぞ!と言うときに使用すると良いと思います。

 

(3分30秒~左手メロディ右手高音、5分30秒~左手メロディ補強)

 

 

演奏動画を探していくと、面白い演奏方法がたくさん見つかります。皆さんもお気に入りの曲などで探してみてくださいね。むしろおすすめの動画があったら教えてください(*^^)


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