6.抑揚


ここはそんなに大した内容じゃないので、参考程度にさらっと読んでください。

 

【抑揚の付け方】

曲を弾く際に抑揚、つまり盛り上げやしっとり部分をつけたいときには、大まかに言って3つの方法があります。

 

①強弱をつける

・これは簡単ですよね。鍵盤を押す力を強めたり弱めたりする方法です。(楽譜で言うpとかffのことです。)ただ、力を込めすぎると音が濁ったりする可能性があります。注意しましょう。

 

②音の高低差をつける

・これは感覚的なものですが、音の高低差が広いほど派手に聞こえます(限度はありますが)。要は右手と左手の距離で抑揚をつけましょうということです。逆にしっとりさせたいときには右手も左手も高音で弾いたり(オルゴールみたいになる)、穏やかな雰囲気を付けたいときは、右手を真ん中辺り、左手低音で優しく弾くと穏やかな雰囲気を出すことが出来ます。

 

③音数を増やす

・これも感覚的ですが、和音にしてもアルペジオにしても音数が多いほど派手に聞こえ、少ないほど穏やかに聞こえます。ただ、慣れないうちは多くの音を出すことは難しいです。なので、抑揚をつけるならば、あえて盛り上げたい部分以外の音数を減らして弾くのも手です。

 


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