【楽譜を買う際の注意点】
本サイトでは、主に耳コピや即興のについて解説を行っているため、楽譜の話はしていませんでした。しかし、楽譜を使用することで、ピアノスキルのアップや自分では発想できないアレンジを演奏することが出来ます。
ただ、楽譜は自分でお金をだして買うものですからよく吟味した方がよいでしょう。特に「初心者向け」や「誰でも弾ける」、「ハ長調の○○」と書かれているものは注意する必要があります。楽譜を見てみると全ての曲がハ長調に直してあったり、左手がオクターブの単調な伴奏であったりします。
その他にも、コードの構成音だけを忠実に弾いているだけだったり・・・これらの楽譜は難易度も優しく、楽譜に慣れるためや初見演奏(一度も練習しないで弾くこと)の練習には良いかもしれませんが、ある程度耳コピができるようになると自分で演奏した方が完成度が高かったりします。
そこで、ここでは私自身も使用しているおすすめの楽譜を紹介したいと思います。※ちなみにクラシックの楽譜は紹介しておりませんが、クラシックもコードの勉強やピアノの技術を上げるにはとても役に立ちます。気になった人は練習してみてください。
①ピアノコレクションズシリーズ(ファイナルファンタジー、キングダムハーツなど)
・有名ゲームでもあるファイナルファンタジーやキングダムハーツなどの曲の楽譜です。アレンジがとても綺麗で、ピアノの力を大きく引き出してくれる楽譜だと感じます。簡単ではありませんが、これらのゲーム音楽が好きな人には是非試してほしい楽譜です。
②月刊Pianoシリーズ
・YAMAHAが出版している楽譜です。
出版年月によってその年に流行ったJpopや洋楽、CMソングなどが収録されています。古本屋で安く購入することが出来る点がおススメです。何度かこのシリーズを購入したことがありますが、いずれも100円~200円でした。曲数もそれなりに多いので、初見練習にもなります。
自分の好きな楽曲が収録されていたら購入して損はないと思います。その他にも、古本屋に行くと掘り出し物の楽譜が安く買えるのでおすすめです。(中身も確認できますよ!)
③久石譲さんの楽譜
・楽譜というよりは久石譲さんの楽曲のおすすめですね。ある程度コード等を学んだ状態で久石譲さんの曲を弾くとおもしろいです。summerやスタジオジブリの楽曲など聞いたことがあるのも多いと思うので、一冊は持っておいてもよいかと思います。