【左手一音→和音へ】
前回のページで、ダイアトニックコードがどういったものかわかったかと思います。
それでは、実際にこれをどのように使用していくのかについて説明します。
初級では左手を一音だけで練習していましたよね。これを一気に4和音で行いたいと思います。
「ええ!4倍・・・」
確かに音の数は4倍になりましたが、皆さんは既にダイアトニックコードという素敵な武器を持っています。
これを利用すれば、音の数は増えても左手の形は一定を保っておけば良いので、覚えることは少ないです。
初級の時は、コードの最初のアルファベットに対応する音(例:CM7→ド)だけを弾いていましたね。この音をルート音と呼ぶことも教えましたね。
実は、それ以外にもコードの構成音には3rd、5th、7th、9th、等様々な呼び方があります。
下の図を見てください。
このように、コードのルート音を1stと数え、そこから音程が1度上がるにつれて、2nd、3rd・・・となります。すぐに覚える必要はありませんが、ほかのサイト等で深く学びたいときにはこの呼び方が出てくると思います。実践していきながら覚えるとよいでしょう。
【実際に和音で弾く方法】
話がそれましたが、今回はダイアトニックコードの和音で曲を弾くことを練習していきます。
これを実践していくためには、音階とダイアトニックコードの知識が必要です。まったくわからない方は復習しましょう→ダイアトニックコード
少しでも理解しているかな?という人は、一度実践してみても良いかもしれません。
それでは、コードサイトを利用しながらやってみましょう。
http://ja.chordwiki.org/ChordWiki : コード譜共有サイト 〜無料の歌詞とコードをシェアしよう
http://music.j-total.net/ 無料歌詞検索(ギターコード譜とダイヤグラムを表示!)-J-Total Music
http://www.ufret.jp/ 無料ギターコード譜&歌詞検索 押さえ方も分かる! U-フレット
具体的な方法は以下です。
①曲の音階を確認→②コードの最初のアルファベットから始まる4和音のダイアトニックコードを押す。→③ダイアトニック以外のコード(キーCの曲でのE7やGm7等)でもダイアトニックに変換して弾く。
※本来の構成音とは違いますが、ダイアトニックコードでもなんとかなると思います。
このとき一つだけ例外があります。各音階の基本音以外の音がルートになっているときは、そのルート音だけを弾くようにして下さい。
(例:キーCの曲でF♯やB♭から始まるコードが出てきた場合)
この場合は、さすがのダイアトニックコードでも変な音になってしまう可能性があります。
ここでは、和音を弾く感覚とダイアトニックコードの押さえ方をある程度覚えていけると良いと思います。