【コード】
コードとは何か?と聞かれたときに一概に答えるのは難しいです・・。私としては、特定の構成音によってできる音の固まりと呼ぶのが良いかなと思います。(自信はあまりありませんが・・・)
理論書などではコード=和音のように書いていることが多いですが、これは耳コピする上では微妙な考え方だと思います。
例えばCメジャーコードの構成音は「ド・ミ・ソ」ですが、コードを見ながらピアノを弾くときに、Cを単なるドミソの和音で弾くと単調になってしまいます。
コードがCと記載されていたときの弾き方は、以下のどれでも間違いではないのです。
カエルの歌 Cコード 和音mid ファイル [152 Bytes]
カエルの歌 Cコード 分散和音mid ファイル [188 Bytes]
カエルの歌 Cコード 和音&分散mid ファイル [188 Bytes]
上の例では、左手の伴奏はド・ミ・ソの音しか使用していません。でも雰囲気は変わりますよね?
なので、単にコード=和音で一括りにするのはいかがなものかと思います。大切なのはコードの構成音を覚えることです。
※厳密にいえば、伴奏でコードの構成音以外を使っても問題ありません。ただ、まずは構成音をしっかり弾けるようになる必要がありますので、構成音だけ弾く練習をおすすめします。
「あの膨大な数のコードの構成音を全て覚えなければいけないのか!」
そのように思う気持ちもわかります。
しかし、だいたいコピーの場合、裏技があります。使われる頻度の高いコードだけを覚えてしまえばいいんです。
その魔法のコードだけを使用して曲を弾いてもそれっぽく聞こえるものなのです。 音楽の知識が少ない人からはそれだけでも「すげぇぇぇ」と思ってもらえるかもしれません。
その魔法のコードの名前は「ダイアトニックコード」です。次ページでそのコードの紹介を行いたいと思います。